8月20日(水)

アンダマンシーフード・レストランこの日は朝から快晴となりました。今日はきちんと朝食を食べに出かけようということになり、シェラトン前のビーチで朝から営業している「アンダマンシーフード」という、日本の海の家のような食堂に出かけました。コーヒー、トースト、卵2個をお好みで調理したものにベーコンがついてくるスペシャルブレックファストが150バーツ(450円)。子供達にはチキンスープをオーダー。小さなどんぶりくらいのサイズのスープボウルになみなみと入っていて、これに柔らかな食パンがついてくるので子供には好評です。オレンジシュースもオーダーしてお会計は500バーツ(1,500円)もしないくらい。ホテルのビュッフェブレックファストの一人分の金額と同じくらいです。味はどれもまぁまぁという程度ですが、青い空と海を眺めながらの朝食なのでとても気分がいいものです。昨年も働いていたおじちゃんが、相変わらずいてくれたのにもほっとしました。
アリのトヨタ、ワンボックスカー今日は午後から観光と後半の日程分の買い物に行こうと思っていたので、タクシーの値段交渉に向かいました。この日、その後も続けてドライブをお願いすることになるアリに出会いました。ホテルと、ショッピングセンターのロータス間往復で、途中2.3箇所観光に立ち寄ってもらって・・・と4,5時間かかるコースをお願いしたところ、当初提示された金額は1,200バーツ(3,600円)!「やだなぁ、高すぎるよーわははは」という調子でしばらくやりとりしたところ、「じゃ、900(2,700円)バーツでいい・・・」ということで落ち着きました。そこで初めて車を見せてもらってびっくり。トヨタのワゴンだったので、本当は定員が7,8人の車だったのです。車が大きいので、他の車よりも金額が高めでないと採算が合わないのかもしれません。ちょっと悪かったかな、なんて思ってしまいました。ともあれ午後1時にホテル前で待ち合わせ、ということにして一旦プールに向かいました。浅いシェラトン・プール

今日は素晴らしい快晴で、スコールが降るような気配も見えないお天気。こうなるとプールの水もぬるくなってきて泳いでいても快適です。いくら水につかっていても寒くならないので子供達も大はしゃぎして遊んでいました。天気が良いと、オプショナルツアーで離島に出かけたりするゲストも多くなるのかプールは結構空いていてます。子供の背が立つくらいの浅い一角があるので、子供達はそれぞれ思い思いに楽しんでいます。おかげで親はプールサイドでのんびりできました。昨年は当時2歳だった息子はさすがに水に一人では入れられず、親がつきっきり。一人で泳げないにもかかわらず、とにかくプールが大好きでいつまででも入りたがる息子に付き合って、こちらがへとへとになったものです。思えば随分楽になりました。パラソルの下に入っていても暑くてたまらず、泳いで一息ついてみたり、また休んでみたり、と繰り返しているとあっという間にタクシーとの待ち合わせの時間になりました。タラン・ナショナルミュージアム
この日の目的地はラグーナエリアからほど近いタランの街にある寺院、ワット・プラトーンと、プーケットの歴史などに関する展示が見られるタラン・ナショナルミュージアムです。この寺院には不思議な言い伝えがあると知り、是非一度行ってお参りしたいと思っていたのでした。頭部だけが奉られた仏像ってどういう感じかなと興味深々。
また、ナショナルミュージアムは余り日本のガイドブックなどには紹介されていないのですがなかなか立派なホームページなどもあるので一度行ってみることにしました。

ドライバーのアリ氏は時間きっかりにホテルに来てくれていたらしく、我が家は3分ほど遅刻。早速車に乗り込み出発です。ワット・プラトーンはホテルから15分ほどの距離で、あっという間に到着。昨年訪れた島内最大のワット・シャロンとは打って変わって全くのローカルなお寺という印象です。それでも丁度寺院の周囲の地面が掘り返されていて工事中となっていたので、そのうち周りの道が綺麗に舗装されたりするのかもしれません。
 ワット・プラトーンいわゆる本堂の正面に回るといきなり金色に輝く仏像の頭部が目に入ります。靴を脱いでお堂(と言っていいのかどうか)に一歩入ると右手にはお年を召した僧侶の方がお一人ちんまりと椅子に腰掛けています。左手にお供えのお線香などが並んでいます。勝手が分からない外国人が来たわね、というようにおばさんがにこにこしながら親切にお参りの作法を教えてくれました。お賽銭としていくらかのバーツを出してお線香と金箔を購入します。お線香は仏像の前にならんだろうそくで火をつけてお供え。金箔は一センチ角ほどの薄い薄いものでこれにのりをつけて仏像にぺたんと貼り付けます。家族でなれない手つきでぺたぺたとやっていると、おばさんが笑いながら、ほら、と言う具合に手際よくやって見せてくれました。観光客の姿は一切なく、静かなのんびりした時間が流れます。平日の昼間ですから地元の人も余り訪れない時間なのか、もう一組若い女性の二人連れ以外参拝客もいないようでした。プーケットの寺院に関してはこちらでも紹介しています。

 本堂脇の小さな雑貨屋それにしてもこの日は暑く、本堂脇の小さな雑貨屋さんでコーラとアイスクリームを購入して一休み。子供達は日本でもよくあるチョコレートバーにしましたが私はなにやら見慣れないものを選んでみました。一見するとバニラのような白い棒つきアイスの中に赤や緑の細かいものが練りこまれています。一口食べてみるとそれは一度食べてみたいと思っていたココナツアイスでした。赤や緑の細かいものはココナツの白い果肉を染めたもののようです。ココナツ大好きの私はおいしく食べました。夫は薄い黄色の棒つきアイス。これも食べてびっくりのとうもろこし味。不思議なことに余り甘くなくちょっと飽きる味とのことでした。
 次はナショナルミュージアムに向けて出発です。ワット・プラトーンからまた15分ほど走ったでしょうか。プーケット滞在中は何度も通るヒロイン像からほんの少し走ったところに位置するミュージアムはなかなか立派な造りの建物でした。内部はそれほど広くなく、目玉となるのは蝋人形を用いての昔の生活ぶりの展示コーナーや、18世紀、プーケットをビルマの侵攻から守った二人のヒロインについての展示などになっています。もちろん日本語の説明などはないのですが、英語の案内も平易な文章でかかれていますのでゆっくり読めばなんとか理解できました(詳しくはこちらで紹介しています)。小学生の子供は結構楽しんでいたのですが息子はミュージアムに着いた時点ですっかり眠くなってしまい夫に抱っこされ寝たままでした。館内に冷房機能は備えているようなのですがこの日はどういうわけか冷房が効いておらず、暑さと息子の重さでバテ気味の夫。30分ほどで切り上げてスーパーLOTUSへ向かいました。
 LOTUSに併設されているモールの中に、麺の専門店があったので入ってみました。Bar Meeのメニュー店名は「Bar Mee」。オレンジを基調にした明るい店内はとても綺麗で入り易い雰囲気です。メニューを見ると一品が 80バーツ(240円)ほどしますが、種類が豊富で、麺だけではなくいろいろな一品料理もあるようです。子供用にスパゲッティ、私達夫婦はいろいろ試したかったので3品オーダー。フードコートなどでは30バーツもあればラーメンが一杯食べられますから結構割高なのですが、いざ料理が来てみると一杯あたりのボリュームが多く味も上品。3種類もの麺が味わえて大満足でした。Bar Meeに関しては詳しくはこちらで紹介しています。
 食事のあと、お気に入りの石鹸やお香のお店で買い物を済ませて今度はBIG Cへ向かいます。またまたプレイランドで子供達を遊ばせたり、ビールやジュース、おつまみを買い込んで帰途につきました。
 この日のドライブで、ドライバーのアリ氏がとても安全運転で親切な人柄だということが分かりましたので、他の日のドライブもお願いすることに。とりあえず翌々日の予定を決めてアリ氏とは別れました。
 すでに時刻は夕方6時。カクテルサービスの時間になっていたので家族で参加。私はピニャコラーダをオーダーし、夫は定番のシンハー、子供達はアップルジュース、皆でオードブルをつついていると、またまた結構満腹になってしまいました。
シェラトンの蛇使いのショー カクテルサービスが終わる頃丁度完全に日が沈んで暗くなります。今日もステージで何かやっているはずということで、家族全員で屋外ステージへ。今日はなんと蛇使いのショーが始まるところでした。本物のコブラを挑発して飛び掛らせては身をかわしてみたり、鎌首をもたげているコブラにキスしてみたり・・・・しばらく見学してから今日はホテルの無料施設である卓球に挑戦しに出かけました。
 卓球台は常に誰かが遊んでいるのですが、この日はたまたま開いていていました。しかし親子でペアを組むにしてもなんといっても息子は3歳、まったく打ち合いにはならずひたすら全員であっちこっちに落ちる球を拾いに駆けずり回って汗だくになって部屋に戻りました。
 雨季であることなんて忘れてしまいそうなほど、暑い暑い一日でした。


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