2004年9月に我が街南大沢から多摩境を経由して車で10分ほどの地にオープンした温泉「いこいの湯」に行ってきました。地元のBBSでの評判が高いため、期待していましたが、週末の混雑も同様に聞いていましたので、台風明けの金曜夜に初めて行きました。かけ流しの湯の体感や、施設をレポートしようと思っていましたが、今回は夜の入浴のため、施設と食事を中心に感想を紹介します。(2004年10月22日)
いこいの湯のレポートが 日経のWEBに紹介されています。詳細の記事なのでとても参考になると思います。もし、記事が消滅している場合はこちらのPDFファイルを参照してください。(2005年1月13日) お風呂編はこちらで紹介しています(2005年7月9日)
多摩境のショッピング大通りを、駅前のアクロスから、コストコを経て「いこいの湯」までの2kmほどを写真で辿ってみました。(2005年2月28日)
いこいの湯入り口全体 いこいの湯の電灯

外からは高級旅館のような風情の建物です。平日とはいえ、金曜の7時ともなると駐車場は90%近く埋まっていました。10時ごろ帰宅するときは10台ほど待ちがありましたが、これが週末ともなると30分ほどの待ちになるようです。特に多摩の裏通り尾根幹線から入ると、「いこいの湯」にはいる交差点あたりから激しい渋滞になるそうです。ここは「コストコ」や「ベビーザラス」へ買い物に行く車も入ってくるため、尾根幹を通らずに、町田街道から「いこいの湯」まで1本線で来れる裏道を通った方がよさそうです。

「仙水の湯」の由来 いこいの湯の玄関
入り口前にここの湯の由来を紹介した看板があります。この文章は風呂の中にも何箇所かありました。玄関を入り、下駄箱に靴を入れて入館しますが、カウンターでは入湯料を最初に払うのではなく、下駄箱の鍵を預けて、館内でお金を使う場合のバーコードキーを貰います。つまりバーコードを翳して、支払いは入湯料金(大人700円、子供400円)含めて最後に精算する方式です。割引券などはまだ発行していないのですが、入館時に5000円と1万円の磁気カードを購入できます。5000円で5300円分ありますから、家族4人いれば、最初に購入することをお勧めします。入湯料に食事が加わると5000円は超えます。
受付カウンター  
受付カウンターを通り抜けると目の前は食堂です。ここは全てセルフサービスで、料理をもらうだけでなく、片付けを自分で行わなければなりません。その分料理は温泉施設としては安めの価格設定されています。ファミレスより少し安価な感じです。味も値段を考えればまあまあ満足できるものでした。ただし、セルフサービスの割には注文時に10分ほど並んで、さらに席に戻って料理を取りに行くまでさらに30分ほど待たされたのは閉口しました。ほぼ満席とはいえ、開店1ヶ月で店員はまだ慣れていないのか、料理のスピードや注文の要領が悪いように感じました。
レストランのセルフサービス  
今回は名物十割そばを頼まず、しょうゆ、味噌、塩ラーメン3つに肉じゃがにメニューに載っていなかったご飯1膳(150円)を注文しました。厨房の間違いで味噌ラーメンが来ませんでしたが、しょうゆより塩ラーメンの味がいけました。小ビールも1杯頼んで全てで2500円ほどでした。そば類の大盛はなかったのですが、ラーメンの量は結構あり、十分腹いっぱいになりました。ただし、先にビールだけもらい料理を手にしたのが30分後でしたので、ビールの楽しみは半減でした。
メニューには他に鍋物やうどん、煮込みハンバーグなどがありました。ここの近くの橋本のロテンガーデン温泉は、レストランが貧弱であるため、温泉に入っても1時間ほどで帰っていましたが、いこいの湯は1階のレストランに、2階にも休憩コーナーと軽食レストランがあり、3時間くらいは滞在できます。なお、メニューの上に載っている青いプラスチックがバーコードで支払うキーです。
左が塩ラーメン、右がしょうゆラーメン 肉じゃがにごはん
レストランの横に小さなキッズルームがあり、アニメを上映していました。子供が飽きたらここで楽しませるアイデアは○です。
今回のレポートは夜のため、風呂の撮影ができませんでした。ここの「売り」のかけ流し温泉は露天風呂のみで、室内の風呂は循環タイプだと思われます。外観から想像する割には、風呂場はそれほど大きくありません。そのため、風呂は混んでいます。これは男女両方の風呂同様であり、入場制限があっても良いと思うほどです。しかし、ジャグジーやサウナなど一通りの風呂施設は調っており、混んでさえいなければ満足度は高い温泉です。名物の「岩盤浴」 は2階にあり、受付で先に申し込んでから、決められた時間に行くようです。試してみたかったのですが、子連れゆえ今回はパスしました。他に垢すりやマッサージもあり、次回試そうと思っています。風呂をはじめ、このページで紹介されていない施設は次回行ったときのレポートで紹介します。
いこいの湯の小さなキッズルーム 湯屋−風呂の入り口
最後に「万葉の湯」も似たような施設やサービスがあり、リピーターが多い都市型温泉で知られますが、帰るときにビールの無料券を配布しています。「万葉の湯」は料金が「いこいの湯」の倍以上で単純に比較はできませんが、あかすりやマッサージはここより低価格で、しかも宿泊も可能です。最初からリピーターが多いと踏んでいるのかもしれませんが、帰るときに何かしらのサービス券を貰えると再度行く気になると思うのですが、、、。
最後の、我が家は八王子駅南口から徒歩5分ほどの稲荷湯に時々行きます。ここは昔ながらの銭湯ですが、とても綺麗でしかも料金は格安(大人400円、小学生180円)です。温泉にこだわらなければ、ここは大変お勧めです。